Reversible Beanie


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スケーターやHIPHOPの影響で、

とにかく大きい服が正義だった90年代。


横に広がるシルエットとのバランスを取るように、

当時のビーニーはトップが短めでタイトフィット、

あるいは厚みのある生地でボリュームを出したものが主流でした。


 

 

 

2000年代に入ると、ヒップホップの流れをベースにしながらも、

スケーターやロック、ヨーロッパの空気感が混ざり始めます。


それまでのようにボリュームを押し出すスタイルから、

少し肩の力が抜けた、ラフで自然体なバランスへ。


ロンTをレイヤードして裾を覗かせたり、

ジップパーカーの下からインナーを見せることで、意図的に縦のラインをつくる。


さらに、軽く柔らかい素材による落ち感が余白を生み、シルエットはより細長く変化していきました。


 

 

その流れに呼応するように、

ビーニーのサイズ感も変化していきます。


厚手で構築的なものではなく、薄手でリラックスしたものへ。

 


 

ここ数年続いていた90年代的なボリュームのあるスタイルも、

今まさに少しずつ変化し始めています。


ただ大きいだけではなく、短丈のトップスやジャストサイズのインナーを組み合わせ、どこかに抜けをつくるバランス。


ワイドパンツに対して上半身はコンパクトにまとめたり、レイヤードで着丈に差をつけることで縦のラインをつくる。


その感覚は、2000年代のスタイルとも重なります。


その流れの中で製作したのが、

2000年代のバランスを意識したロングフィットのリバーシブルのビーニーです。

トップをやや長めに設定し、ピタッと被るのではなく、少し余りを持たせることで、自然な縦のラインが出るバランスに仕上げました。

 

ただ当時のものをそのまま再現するのではなく、

現代のスタイルにフィットするよう再構築しています。


当時はドクロやスパイダー、スター、ラインストーン、ダメージ加工など、

主張の強いデザインが多く見られましたが、

今回はあえて無地で製作。


リバーシブル仕様にすることで、

シンプルでありながらスタイリングに変化をつけられるようにしています。


 

 

カラーは、色褪せたヴィンテージスウェットをイメージしたチャコールグレーとトープの2色。


どちらの面も主張しすぎず、

様々なスタイリングに馴染むバランスに仕上げています。

 

 

また、素材にはコットン100%のリブニットを採用しています。


アクリルのように発色が強く出すぎるのではなく、少しフェードしたような色味を表現しやすいこと。

さらに、14gと細い糸を使う事で長いシーズンに対応する軽快な着用感と自然なドレープ感が生まれます。


そしてもうひとつ、古着屋としての視点から。

ヴィンテージ市場において、コットンニットのビーニーは意外と少ない。


そういった背景も踏まえ、

今回はあえてコットン素材で製作しています。

 

特別なデザインはしていませんが、

今のスタイルに自然と馴染むバランスに仕上がりました。

 

sowhatvintage 実店舗では04.04より先行発売。

オンラインストアでは04.06 20:00〜より発売開始です。

 

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